Shopify機能追加に伴う技術検証の実施について
2025.11.13
日頃弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。Shopifyを利用しているホームページにおける新しい機能追加、アプリの導入、レイアウト変更等をご依頼いただく際は、事前に技術検証を実施させていただいております。Shopifyでは、アプリの構造やカスタマイズ方法が独特なため、ちょっとした機能追加でも予期せぬ不具合や表示崩れ、アプリ同士の干渉が起こる可能性があります。
なぜ技術検証が必要なのか
- アプリ間の動作保証がない
アプリの組み合わせによっては、表示がおかしくなったり、処理が重複したり、
テーマのコードが壊れたりする可能性があります。
実際に試してみないとわからないが多いため、事前に確認が大切です。 - テーマとの相性確認が必須
テーマによってコードの構造が違うため、導入する前にアプリが動作するかを確認します。
既存テーマの構造に対し、機能追加を予定しているアプリの整合性をチェックします。 - アプリが要件を満たせない場合
ご要望に対して、以下のようなケースもあります。これらは検証しないとわかりません。
・要件を満たすアプリが存在しない場合
・アプリの仕様的に実現が難しい場合 - 本番環境保護
検証せずに実装すると、今ある機能が使えなくなるリスクがあります。最悪の場合、復旧が非常に困難になることもあります - 実装できるかどうかが変わってしまうケース
shopifyはアプリとテーマの仕様差が大きいため、最初に提案した機能でも、環境的によって導入できない、という事態を事前に防ぎます。
検証内容
- ご要望の技術的な実現可能性の調査します。
- Shopifyアプリの動作仕様確認を確認します。
- 既存テーマやコードとの干渉がないかチェックします。
- アプリ同士が競合する可能性がないか調べます。
- 実装する際のリスクを評価します。
- 本番環境へ反映できるか判断します。
検証は、必要に応じて以下の段階に分けて実施します。
- 一次検証(1-4時間):アプリを選定し、基本的な実現可能性を検証します。
- 詳細検証(1-4時間):テーマとアプリの整合性やリスクを細かくチェックします。
検証費用
機能追加をご検討の際は、以下の技術検証費用が発生します。
技術検証費用: 2〜8時間(目安)
※アプリ構造やテーマ仕様によって変わることがあります。
※アプリを導入する場合、検証時間が増えることがあります。
※検証の結果、実装しなかった場合も費用が発生します。
作業の流れ
- 機能追加・改善のご要望をヒアリング
- 技術検証の実施(有償)
- 検証結果のご報告(ご請求)
- 実装費用の見積り
- 実装作業 → 動作確認 → 本番反映(ご請求)
Shopifyはアプリやテーマの仕様差が大きいため、実装には慎重な判断が必要です。
安全で安定したサイト運営を継続するために、不要なコストやトラブルを避けるためにも、技術検証は大切なプロセスとなります。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。